【読書】どこでも誰とでも働ける 尾原和啓
本書に興味を持ったのは、あるサイトの転職記事で紹介されていたから。
私自身2度の転職を経て、今の勤務先には来月でちょうど1年になりますが、実は最近になって職場の雰囲気や会社方針などに違和感を抱き続けています。
そんな中、目にしたこの本のサブタイトルが『12の会社で学んだ“これから”これからの仕事と転職のルール』となっていまして、「けっこう売れているみたいだけど、12回の転職経験をもとにした著者は山崎元さんという先例がいるし、内容もそれと似たり寄ったりじゃないのかなぁ。ま、試しに買ってみるか」と半信半疑で購入してみたのですが……
はい、予想を完全に裏切られました。こりゃ話題に上るわ。
転職ノウハウ本みたいなものとはぜ~んぜんっ違います!
著者がさまざまな転職先で学んだことをソースにした仕事術の紹介がなされていて、もちろんそれらも有用で素晴らしいのですが、個人的にはこれからの時代を生きていく上での、働き方のヒントとなるようなものがものすご~く心に響いちゃいまして、頭の中の悩みや迷いの霧がさあーっと晴れていくのが感じられました。
あ、今の職場で働くことはこういう考え方もできるんだ。
あ、このブログを始めたことも間違っていなかったんだ。
そう改めて気づくこともできました!
決して今の仕事の悩みがすべて解決したわけではないですが、明日からまた頑張れる、そんな活力を湧き起こしてくれるきっかけになった1冊でした。
今の仕事や職場に悩みを持っている方、これからの時代を生き抜くアイデアを求めている方にはおすすめです!
どこでも誰とでも働ける 12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール [ 尾原 和啓 ]
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